エネルギーワークの才能があるのか?
「才能と努力」という記事を書きました。ここで「私には才能があるのか?」という疑問または興味を持たれる方もいらっしゃると思います。ここではエネルギーワークに於ける才能が自分にはあるのか知りたいと思う方に向けて私見を述べたいと思います。
1.エネルギーワークの才能
まず、いくつかの記事に書いたように、気功は才能がなくても出来るようになる、というのが私の持論です。これは実際に全くの初心者20名くらいに気功の初歩(その内容は「気功の初歩」に書いた通りです。)理由は、実は誰でも無意識に気功をしているから、となります。気功の施術を受けても効果がでるのは、施術を受ける側も気功ができるからだ、と考えるからです。
それはそれとして、気功を習うにも元々の素質があれば上達は早いわけで、自分がその素質を持っているのかどうかは関心があるところでしょう。私の宇宙アートの師匠の受け売りになりますが、才能とか素質は、星回りで決まっている、のだそうです。
私の師匠はインド占星術をマスターされた方で、確か11室(ハウス)に関連する星がたくさん入っていると、エネルギーワークのような、見えない世界を操作することに関する才能があるということになるそうです。身も蓋もないですが、生まれつき決まっている、ということですね。
言われてみると、私は気功に取り組む前の会社勤めの時は、IT関係の仕事と金融関係の仕事を担当していました。ITもプログラムで出来ていますが、物理的に目に見えるものではありませんし、金融もお金が現代では口座の中の電子データになっています。こういう仕事は私に向いていたわけで、そうと意識しては居ませんでしたが、自分に向いた仕事を選んでいたことになります。
2.気功は適性でいける
これも「才能と努力」に書きましたが、気功は才能はなくても、適性があれば人よりも速く上達できる可能性があると思います。面白いと感じて、先生の指導に嬉々として取り組めるのであれば、適性があると言って良いと思います。好きこそものの上手なれ、です。
この先生がいいな、と思ったら先生について習うことをお勧めします。素直に先生のレッスンに取り組むことが大事で、先生はああ言ったけど、こっちの方がいいのではないか、という風に勝手な解釈を挟むと上達は遅れます。先生の言われることが完全に理解し、技術としても使えるレベルに達するまでは、自分の意見を入れないことです。素質よりも、学ぶ側の態度の方が大切だと思います。
3.宇宙アートは才能が必要
宇宙アートの取り扱いは、才能100%の世界なので、星回りを見てもらう等をされるのが無駄が無くて良いと思います。しかし宇宙と繋がる式のことに関しては、初めは能力が無くても、伝授を何回も受けることにより、少しずつ繋がることができるようになる、ということはあると思います。ですから、星回りで多少向いていないことが分かったとしても、100%諦める必要はないと思います。
逆に注意すべきは、何に繋がるのか?という点です。よく調べることなしに、なんとなく面白そうだから、という理由でよく考えずに能力者から伝授を受け、結果として人生がおかしくなってしまうというケースがままあります。能力者によってはクライアントを囲い込むために、分からないことを良いことに変な伝授を入れてくるというケースもあるようですので、そこを気をつけることが一番大事だと思います。
ではどうやって安全なものを見極めるのか、というと、分からないなら、伝統的なものにする、が原則です。仏教でもキリスト教でも、何千年という年月に耐えて残ってきたものであれば、時代を越えて多くの人に受け入れられるものになってきたわけですから、妙なものを押し付けられることはありません。
仏教系の新興宗教とかキリスト教系の新興宗教、というのではなく、仏教なら昔からある宗派、キリスト教ならカトリックかプロテスタント、という具合に、保守本流を選ぶということです。
特殊な能力に憧れて、手に入れたいという気持ちを持つ人は少なくないと思いますが、その思いが悪意のある能力者の罠にひっかかる最大の原因と思いますので、特殊な才能などに憧れないことが実は一番のお勧めです。